仮ナンバー。
50年生きてきて初めて取得、というより借りました。
それくらい、車の仮ナンバーを取得することは貴重な(?)体験でしたので、書いておきます。
はっきり言って、拍子抜けするほど簡単でした。
これを書いている、つい1週間ほど前に仮ナンバーを借りたばかりですので、記憶が新しいうちに。
車検切れの車を運転するのに必要な仮ナンバーを取得するのにかかった費用は750円でした。
繰り返しますが、仮ナンバー取得は簡単でしたね。
けっこう料金がかかるのかと思いきや、その金額、750円。たった750円です。
※全自治体を調べたわけではありませんが、おそらく全国共通。
事前に用意するものは、「通常なら」
・車検証(原本)
・自賠責保険証(原本)
・運転免許証(原本)
これだけ。
この3つと、750円を持って、市役所に行きます。
簡単な申請書を記入して窓口へ(担当窓口は自治体によって違うようです)。
窓口でかかった時間もわずか10分ほど(平日の昼間だったから?でも平日しかやってない。。。)。
以上です。
※長く借りることはできず、目的(走行)が終了したら、速やかに返却する必要があります。
しかし、私の場合はここに至るまでが長かった。
仮ナンバー取得までの道のり(車検切れの車を走行させる必要があった私の場合)
そもそもなんですけど、、、
一般人が、仮ナンバーを取って車検切れの車を公道で走らせることができる。
って、知ってました??
私は知りませんでした。50年生きてきて、今まで。
あれは業者の方など、特別な人にしか許されない行為なんだ、と。
そう思っていました。
が、ひょんなことから知りました。
一般人でも、仮ナンバーは簡単に借りることができるんだ、と。
車検切れの車
私のスタートはここです。
”事情”により(別途書きます)、駐車場に停めてあった自家用車が車検切れ。それも数年。。。
「そう」なってしまった後に、車検を受けることになったのです。
まず、ディーラー(1)にTELしました。
高くついても仕方ない。”訳あり”だから、ディーラーなら何とかしてくれるはずと考えたんです。
ディーラー(1)「そういうことでしたら、まず車をお持ちください。」
私「いや。車検が切れているので持っていけないんです。」
ディーラー(1)「車は動きますか?」
私「動きます。びっくりするくらい、動きます。」
ディーラー(1)「では(車検切れのことは)聞かなかったことにしますから。要は、”方法はお客様にお任せしますから、”ここまでお持ちになっていただけさえすれば・・・」
私「マジすか。。。」
町の車検屋さん(〇〇モータースさん的な)にTELしました。
が、
「あー、そういうのはウチやってないんで。」
ガチャン。
数件断られたのち、
町の車検屋さんK「わかりました。受けます。」
私「ありがとうございます!」
町の車検屋さんK「ただし、その車台番号ですと、メーカーによるリコールがかかっています。そのままだと車検に通りませんから、まずディーラーさんでリコールがかかっている箇所を直してもらって下さい。」
私「マジすか。」
結局、まずはディーラーか。
別のディーラー、(2)にTELしました。
ディーラー(2)「わかりましたー。そういうことでしたら、JAF呼んで、ここまで持ってきてください。」
なるほど!JAFね!!
実はJAFも休眠していたので、すぐに再入会。
仮会員証の状態で、レッカーを頼みました。
が、、、
JAFの方「車検切れの車のレッカー移動(牽引)はお受付できません。」
私「マジすか。」
そうなんです。
車のプロと思われるディーラーさんでも、”JAFは車検切れの車をレッカー移動させることはできない”ということをご存じない。いや、そんなこと知る必要がないんでしょうけど。
困りました。
町の便利屋さん的なところにTEL。
町の便利屋さん「最低3万円かかります。そして、時間指定はできません。」
私「マジすか。」
※そもそも、車検切れの車を移動させることはできない様子。場合によってはOKでも、高額請求されるとか・・・
もう一度、町の車検屋さんKにTEL。
私「というわけで、困ってます。車を動かしようがありません。」
町の車検屋さんK「市役所に行って、仮ナンバーを取るんですよ。自賠責保険の証書と車検証(もちろん、切れてるヤツ)を持って。あぁ、あと免許証も。」
私「え?」
私「でも、高いんじゃないですか?」
町の車検屋さんK「千円未満のはずですよ。」
私「マジすかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
仮ナンバー取得は簡単でした。
冒頭に書いたとおり、市役所へ。
申請書に記入して、必要書類(車検証と自賠責保険の証書)とともに、窓口へ。
※私の住んでいる自治体では、税金関連部署内に”仮ナンバーコーナー”がありました。
事務の女性「では後ろの機械で750円分(印紙っぽいヤツ)を買って下さい。」
女性の後ろに、よくある、オフィス用の、グレーの、スチール製の棚があって、そこに大量の仮ナンバーが積まれています。
事務の女性「はい、どうぞ。できるだけ早く返してください。」
私「はい。」(図書館の本か!)
2枚貸してくれます。
わずかの距離(車で10-15分ほど)でしたので、わざわざナンバーの取り外し・取り付けはおこなわず、1枚だけダッシュボードにのせて、、、
町の車検屋さんKまで走行しました。
これで終了。
仕事の都合もあって、週末をはさんだ1週間後に、再度市役所まで返しに行きました。
返却用の書類に、日付とサインを記入。
事務の女性「はい、これでけっこうです。」
(図書館の本か!)
50歳にもなって、世の中知らないことだらけだな、と。
読んでいただき、ありがとうございました。
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