外資系企業への転職を考える際、
そもそも面接はどのような感じなのか?
今回は、外資系企業の求人へ応募した場合の、「面接」について書きます。
多くの外資系企業の面接を受け、ガンガン落とされ(涙)、たまに内定を勝ち取った私の経験です。
外資系企業における面接対策・準備
身も蓋もありませんが、、、
結論から申し上げますと、面接(特に40代、50代向け求人に関する)に外資系も日系もないです。
第一印象、面接官とのフィーリング、場の雰囲気、いかに自分を上手にアピールできるか・・・
あげればきりがありませんが、こういった、就活・転活に共通することを書くのは別の機会にしたいと思います。
「面接対策」などというものは、いくらでも情報が転がっていますよね。
ここでは、外資系であれば”発生”する確率が低くない、英語での面接について書きます。
外資系企業における英語面接向:あえておすすめするならこの本!
そもそも、外資系企業における面接であっても、必ず英語で行われるということはありません。
もちろん、1次面接から最終面接まで全て面接官は外国人で、言語は全て英語という場合もありますが、このページではそういった求人は対象としていません。
(逆に、全ての面接過程で、面接官は全員日本人、言語は全て日本語というケースは少なくありません。※私、経験済みです。)
それでも、どうしても英語での面接が発生してしまった場合。
外資系英語面接における私の失敗談
志望するのが外資系だろうが日系だろうが、「英語は全く話せません」とわざわざアピールする必要はないですよね。ある程度、ハッタリも必要ですし、入社後に追いついていく、という考えもおおいにありです。
ですが、私はハッタリをかましすぎた経験があります(涙)。
数年前になります。
もちろん、外資系企業。
1次面接は東京で、相手は日本の代表で日本人。好感触を得て、「アジアパシフィックの代表(オーストラリア人)が日本に来るから、名古屋に来てほしい。それが最終面接。」とのことでした。
セントレア(中部国際空港)に降り立った、このオーストラリア人の役員と会うべく、私は大阪から名古屋に向かいました。※当時は無職(!)で、節約必須。大阪から名古屋まで、新幹線でもなく近鉄特急でもなく、JR在来線で、3時間かけて。
某ホテル1階にあるカフェ。
「まぁ、何とかなるだろう。」と思っていましたが・・・散々な結果。
聴き取れない、話せない。全く会話が成立しません。
挙句、打ち切られるように短時間で面接は終了。
結果、不採用は言うまでもありません。
地獄でしたね。。。
泣きそうになりながら、再びJR東海道線に乗りました。
大垣とか、米原とか、経由しましたね。。。
ハッタリはありだと思うんです。でも通用しない場合がある。それを見極める。
大きな教訓です。
外資系英語面接における私の成功談
これは前に書きました。40歳の時ですね。
2次・最終面接で東京本社へ。
今度は私の上司となる、日本人マネージャーと同じく日本人の人事マネージャー、そしてフランス人の外国人社長。
事前に、「英語になる」と告げられていました。
またハッタリをかましていた私ですが、ダメならダメでいいやの心地で向かいました。
ちなみに、さすがに新幹線で(笑)。
自己紹介必須と心得ておりましたので、面接の1時間前に会場(本社)近くのカフェに入って英語をブツブツ。
テンプレートといいますか、カンニングペーパーを用意していたのですね。
A4用紙に2枚ほどでした。これに、自分の履歴書と職務経歴書をもとにして英文を書き込んでいました。
コーヒーを飲みながら頭に叩き込んで面接に臨みました。
3対1。
進行は人事マネージャー。
予想通り、「自己紹介をお願いします」。
緊張しながらも、スラスラ話せました。(当たり前ですが)
少しばかりの質問が飛んできましたが、同じ単語を使って何とか乗り切る。
(明らかに英語力を試そうと)人事マネージャーがさらに質問をしようと試みてきますが、セールスマネージャーがこれを制してくれました。「もう日本語でいいですよね」と。
無事内定。採用。
セールスマネージャーが気に入ってくれていたこともありますが、準備をしておいて本当によかった!
と言っても、早々に英語がペラペラ話せるようになるわけではありませんし、大事なのは「仕事ができるかどうか」。
私のように、最低限の準備だけで意外に大丈夫な場合がけっこうあります。
上記のとおり、履歴書と職務経歴書をもとに、英文を作る。A4用紙2枚ほどにまとめる。
自己紹介とアピール。これで十分な場合も少なくないのです。
自力でも十分できると思いますが、以下に、本を紹介しておきますね。
有名な本です。これ1冊で十分だと思います。
中古、1円!!!(アマゾン。投稿時点で。)
外資系も内資(日系)も、面接対策は基本同じ!
以上、(たとえ外資系であっても)40代の転職活動で、英語にそれほど重きを置く必要はないというのが結論です。
※そういった求人もあるでしょうし、挑戦したい方もいるでしょうが、まずは日本語での準備・対策が優先されるべきでしょう。
何か聞きたいことなどありましたらどうぞ↓
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