50歳目前。49歳で外資系企業転職~40代50代転職体験記⑤

50歳を超えた男、私の外資系転職体験・奮闘記。

今回が一応最終回です(ほんとうに、終わりにしたい)。

   

40代後半、50歳前後での転職(活動)。(49歳でした)

それがどういうものか。

   

小売り(リテール、流通)・サービスと、業界は限られますが、外資系企業の内情を知るのに、いくらかは役に立つはずです。

   

私の外資系企業転職・就業経験は↓

当時の年齢
*誕生月によりズレます
勤務先勤続年数
1998年28歳アメリカ系リテール(消費財小売り)10年
2008年38歳ヨーロッパ系リテール(消費財小売り)2年3か月
2011年41歳ヨーロッパ系リテール
(親会社のメーカーから出向、消費財小売り)
3年2か月
2014年44歳日系メーカー(営業)1年5か月
2015年46歳アメリカ系リテール(消費財小売り)7か月
2018年48歳日系通販会社 (*営業)9か月
2019年49歳アジア系サービス(ホテル)就業中
「どうしてこうなった」という思いは、まぁあります。

   

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49歳!日系ブラック企業から外資系ホワイト企業へ転職。

   

40代、最後の転職

   

その前に。

49歳を目前に控えた夏、私、再び日系企業にも勤めました。←何回目やねん。。。

   

ここではあまり書きません。

ただ一言。ひどい、ブラック企業でした(再)。

・・・涙。

   

営業職で入社したのですが、報酬の説明があまりにも曖昧。

売っても売っても、給料は生活できるような金額ではありませんでした。

   

よって、その日系企業に勤めだして、早々に(入社3か月くらいかな)転職活動を始めた私。

「今回は」勤めながらでしたので、時間もあまり取れません。

ネットで気になる求人を見つけたら、とにかく応募

※数打ちは、本当に大事ですよ

1度だけ、履歴書と職務経歴書を書き上げてアップすれば、あとはクリック1つで応募完了だから、ガンガンいくべきです。

   

が・・・

さすがに50前のおっさんはなかなか面接に進めません。(→だから数打ちが必要)

条件も選びましたが、半年ほどで、面接までいけたのは2,3社でした。

   

そのうちの1件が現在も就業中の、これも外資系企業です。

   

面接は2回。

1回目は直属の上司となる方と1対1。ちなみに、女性です。

上手くいきましたが、「大阪のトップも同席するはずだったんですが、都合が悪くなってしまって・・・」と言われたのが少々気になったのですが(あまり有力な候補と思われていないんじゃないか、と)。

   

でも手ごたえはあり。

無事に2次、最終面接へ。

ここで大阪のトップと、人事マネージャーが登場。

これも終始和やかな雰囲気で、

そのうえ。そのうえ、ですよ。

「求人には出していなかったけど、実はマネージャーも募集中なんだ。もちろんサラリーも上がるから、そちらで。」と願ったり叶ったりのお話。

   

「いや、これ内定??」

   

こういうの、あるんですよね。本当に、縁ですよね。(しつこいですが、だから数打ち!)

   

半ば夢を見ているような気分の中、早々に、正式に内定の通知。

さっさと日系企業を退職し、2週間後には新しい会社で働き始めました。

(この”日系ブラック”。辞める際もいろいろあって、すぐに退職させようとしない。結局、有休休暇も使用することができずじまい。。。)

   

※平凡(以下?)のキャリアしか持たない、私の経験上、40代50代での転職なら、日系よりも外資系。

こういう状況で内定を出す日系は、ブラックである可能性が高いと思えるからです。

   

50歳を前に転職してわかった、外資系企業(アジア系)~体験記⑤

やっと出会えました(笑)

   

というわけで、49歳で入社し、現在も勤務中の会社も外資系です。

初めての、アジア系

   

はっきり言って、私にとっては”超”ホワイト。

給料、年収こそピーク時に遠く及ばないものの、残業一切なし。

有給休暇100%積極消化。

ハラスメント皆無。

(いくらかは、私が転職を繰り返すうちに時代が、社会が変わった、という面もありますけどね。有休の取得なんかは特に。)

   

前職の日系企業よりも、はるかに(言葉が違うかもしれませんが)「楽」。

そして、にもかかわらず高収入。

   

あまりの違いに、この歳になって、世の中の理不尽さを感じ、戸惑ったくらいです。

「あれだけストレス溜めながら働いて、あれほどしか給料をもらえなかったのに、

これほどストレスなく働いて、これほどの給料をもらえるとは。」

・・・

ザ・不条理。

世の中、こんなもんなんでしょうね。

   

あとは、もしかしたら、アジア系というのは欧米企業よりもドライではないのかもしれません。あくまで一般的な話ですが。

   

50代に突入しました。もう転職はやめにしたい(当たり前か)。

50歳を目前にして入社した、”外資系ホワイト”。

もちろん、「完璧」というわけではありません。

給料はもっと多くほしいですし、人間関係の面では、例によって部下からの”嫉妬”があります。

   

若いスタッフが多いこともありますし、日本進出からわずか数年ということで、組織も決して強力・盤石ではない。

それでも、「良い人」が多い現在の会社では、ほぼストレス無しで過ごすことができております。

(ハラスメントはないです)

   

   

駆け足で、本当に駆け足で、ここまで書いてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

   

自分でも振り返って、「こんなに転職しているのに、お前のそれ、成功って言える?」感じはします。

   

が、少なくとも、40代で、ここまで”転職できた”のは事実です

   

はっきり言って、2社勤めた、日系はブラックでした。

やはり、まともな(?)日系企業は転職歴を気にするのでしょうか?

   

外資系が完璧だとは言いません。

   

が、「とにかく内定がほしいんだ」という方は、特に40代50代の方は、外資系企業を選択肢に入れるべきだと強く思います。

   

何か聞きたいことなどありましたらどうぞ↓

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